不動産買取業者の選び方解説。注意したい買取業者の特徴とは?
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不動産売却を成功させるためには、不動産買取業者の選び方が最も大切なポイントです。
よりニーズがマッチした買取業者を選ぶことで、納得感の高い条件で不動産を売却することができます。
ここでは、不動産買取業者の選び方や見極めるチェックポイント、注意したい業者の特徴について解説します。
目次
1.不動産買取業者選びが重要な理由

不動産の売却では、買取業者選びにこだわることが重要です。まずは、その理由について確認していきましょう。
1-1.業者ごとに買取価格・条件が異なる
不動産買取では、各業者によって買取価格や条件が異なります。
不動産買取業者は、それぞれ得意とする分野や営業エリア、再販ルートを持っており、それに応じた査定基準で買取を行っています。そのため、同じ不動産であっても買取業者によって査定価格に差が生じることも珍しくありません。
また、引き渡し時期の調整や不用品の処分の可否といった条件も差異が生まれやすいポイントです。
せっかく不動産を売却するなら、よりよい条件で売却したいもの。不動産売却を成功させるには、最初の業者選びが最も重要といえます。
1-2.業者選びを誤ると損をする可能性がある
不動産買取では、業者選びを誤ることで本来得られたはずの利益を逃してしまうリスクがあります。
たとえば、そのエリアにくわしくない不動産買取業者に依頼すると、ニーズや市場動向をよく理解しておらず、相場よりも低い査定価格を提示されてしまう恐れがあります。また、再販ルートが限定的な買取業者に依頼することで、不動産のリスクを過大に評価されてしまうこともあるでしょう。
そうした査定価格に合意してしまうと、数百万円単位での利益を逃してしまうことにもなりかねません。納得のいく売却にするためにも、不動産買取業者選びは慎重に行うことが大切です。
1-3.スピード重視だからこそ信頼性が重要
不動産売却は、現金化までのスピードが速いことが特徴です。そのため、早急に現金化したい人や、転勤などによる住み替えなど、スピード感を重視している人が多い傾向にあります。
ただし、焦って不動産買取業者を選んでしまうことはおすすめできません。対応が不誠実な買取業者を選ぶことで、かえってトラブルが発生して売却までに時間がかかるリスクがあるためです。
迅速に手続きを完了させるためには、スピード感を持ちながらも売主の立場に立って親身に対応してくれる買取業者を選ぶことが重要です。
2.不動産買取業者の選び方|基本ポイント

不動産買取業者を選ぶ際は、次の3つのポイントを重視しましょう。
- 買取実績が豊富かどうか
- 得意エリア・物件タイプが合っているか
- 査定内容・価格の根拠を明確に説明してくれるか
それぞれくわしく解説していきます。
2-1.買取実績が豊富かどうか
不動産買取業者選びでは、過去の買取実績が重要なポイントです。
豊富な買取実績を持つ買取業者は、これまでの取引データに基づいた精度の高い査定ができるため、より納得感の高い条件や価格で売却できる可能性があります。一方、買取実績が少ない業者の場合、極端に相場よりも低い価格を提示されたり、売り手にとって不利な条件を提示されたりするリスクがあります。
安心して手続きを進めるためには、豊富な買取実績やノウハウを持つ業者へ依頼することが大切です。
2-2.得意エリア・物件タイプが合っているか
不動産買取業者には、それぞれ「マンションに強い」「築年数が古い戸建て物件に強い」など得意とする物件タイプがあります。また、特定のエリアで営業している不動産会社では、その地域の需要や市場動向をよく理解していることも特徴です。
反対に、不得意とするエリアや物件タイプの場合、リスクを回避するために査定価格を低く見積もられてしまう可能性があります。
不動産買取業者選びでは、自分が売りたい物件と似たタイプの買取実績があるかも注目してみるとよいでしょう。
2-3.査定内容・価格の根拠を明確に説明してくれるか
査定価格を提示された際は、その内容と根拠についても確認する必要があります。優良な買取業者であれば、市場動向やエリアの需要、過去の取引事例などを踏まえたうえで具体的な説明をしてもらえるはずです。
一方、根拠が曖昧な価格を提示する業者は、よく市場動向やニーズを理解していないまま契約を進めようとしているリスクがあります。
価格査定の際は、提示された価格をそのまま納得するのではなく、「なぜその金額になったのか」という説明も受けるようにしてください。
3.信頼できる買取業者を見極めるチェックポイント

信頼できる買取業者か見極めるためには、いくつかチェックしたいポイントがあります。それぞれくわしく紹介していきましょう。
3-1.対応が丁寧で説明がわかりやすい
対応に対するレスポンスの速さや丁寧さは、業者の信頼性を図る重要なポイントです。特に不動産の取引では専門用語も多いため、売主が分かりやすいように説明してくれるかで安心感も大きく異なります。
売主の質問や問い合わせに対して曖昧な回答をせず、真摯に対応してくれる買取業者を選ぶことがおすすめです。
3-2.契約を急かさない
不動産の売却は人生でそう何度も経験することではありません。中には、大切な思い出が詰まった物件を売却するケースもあるでしょう。
優良な買取業者は、売主が十分納得して売却できるような時間を設けてくれます。自社の利益や成績だけを優先せず、売主のペースに合わせて話を進めてくれる業者を選ぶようにしましょう。
3-3.契約内容を書面でしっかり説明してくれる
不動産買取では、売主と不動産会社との間で契約書を締結します。書類には重要な事項が多く記載されており、売主はその内容をしっかりと理解したうえで契約を締結する必要があります。
優良な業者は、契約内容を書面にてひとつずつ分かりやすいように説明をしてくれます。不利な条件での契約を締結しないためにも、きちんと説明を受けられる業者を選ぶことが重要です。
4.複数社に査定を依頼すべき理由

不動産買取業者へ査定を依頼する際は、必ず複数社で査定を受けることが大切です。ここからは、その理由について紹介していきましょう。
4-1.買取価格の相場感がつかめる
不動産買取では、1社から提示された査定価格だけでは、その価格が妥当かどうかを判断できません。複数社に査定を依頼することで、およその相場感を客観的に把握できるようになります。
また、複数社へ依頼することで、極端に低い価格を提示する業者を見極めることができます。より納得のいく条件で売却するためには、必ず複数社へ依頼することが大切です。
4-2.業者ごとの強み・弱みが比較できる
複数社の買取業者へ査定を依頼してさまざまな業者とかかわりを持つことで、「A社は戸建て物件に強い」「B社はこのエリアにあまり買取実績がないようだ」といった強み・弱みが分かるようになります。
不動産買取を成功させるには、自分の売却する物件とマッチする業者へ依頼することが大切です。査定を通じて、どの買取業者と相性が良さそうかチェックしてみましょう。
4-3.不利な条件を回避しやすくなる
複数の会社から査定を受けることで、提示された条件も比較しやすくなります。1社しか査定を受けていなければ、提示された条件をそのまま受け入れるしかありませんが、複数社での比較を行うことで、自分にとって有利・不利な条件が分かるようになります。
また、買取業者へ交渉する際の材料にもなるため、よりよい条件での売却につながりやすくなるといえます。
5.注意したい不動産買取業者の特徴

不動産買取業者の中には、利用に注意したい業者も存在します。ここでは、避けるべき買取業者の特徴を紹介していきます。
5-1.相場より極端に低い価格を提示する
相場より極端に低い価格を提示する買取業者は、資金力がなかったり、十分な買取実績がなかったりする可能性があります。また、買主の知識不足につけこんで、不当に安く買いたたこうとする悪質なケースも否定しきれません。
他社と比較して著しく査定価格が低い場合は、その買取業者の利用を避けることがおすすめです。
5-2.査定額の根拠を説明しない
なぜその査定額になったのか、具体的な根拠が説明できない業者も注意が必要です。優良な業者は類似のケースや市場動向、ニーズなどを分かりやすく説明できますが、あいまいな説明しかしない業者は独自の勘や自社の利益優先で査定価格を決めている恐れがあります。
安心して契約手続きを進めるためにも、具体的な説明を行えない業者は避けるべきといえるでしょう。
5-3.契約を急がせる・即決を迫る
「この査定額で買い取りできるのは今日だけ」など、契約を急がせる買取業者にも注意が必要です。社内の成績を優先していたり、他社と比較されたくないといった可能性があるためです。
不動産売却は人生における大切な決断です。即決を迫るような業者は後々トラブルにもつながりやすいため、売主の気持ちを尊重してくれる業者を選ぶようにしましょう。
5-4.メリットばかり強調する
「買取のスピードが速い」「すぐに現金化できる」といったメリットばかりを強調し、デメリットや注意点を説明しない買取業者は誠実とはいえません。たとえば、仲介に比べて買取価格が下がりやすい点など、買取業者は売主に対してリスクや注意事項をきちんと説明する必要があります。
信頼して手続きを進めるには、良い点ばかりでなく悪い点も丁寧に説明してくれる買取業者かどうかを見極めるようにしましょう。
6.不動産買取業者選びでよくある失敗例

不動産買取業者選びでは、よく見られる失敗例があります。
6-1.1社のみで即決してしまった
「早く売却したい」という気持ちから1社のみの査定で売却してしまうのは、代表的な失敗例です。
比較対象がないため、提示された価格が相場よりも低くても気付くことができません。また、不利な条件に気づきにくいデメリットもあります。
たとえ急いで売却したいときでも、複数社に査定を依頼して価格や条件を比較することが大切です。
6-2.価格だけで選んでトラブルになった
査定額の高さだけで買取業者を選んでトラブルにつながる例もあります。具体的には、後から「建物の不具合が見つかった」といった理由で減額を求められるケースなどです。
極端に高い価格を提示するのは、そういった減額を前提にしている可能性があります。
複数社で査定する際は、ただ価格だけを比較するのではなく、担当者の対応や査定の根拠なども比較するようにしましょう。
6-3.契約内容を十分に確認しなかった
契約内容を十分に確認せずに締結手続きを行うと、引き渡し後に思わぬ費用負担を求められるリスクがあります。特に、不用品の取り扱いや契約不適合責任などはきちんとチェックしておくことが大切です。
署名を行う前に内容をしっかり確認し、不明点がある場合は必ず担当者にたずねるようにしてください。
7.不動産買取業者選びに関するよくある質問

- 買取専門業者と仲介も行う不動産会社、どちらを選ぶべきですか?
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買取専門業者と仲介も行う不動産会社のどちらが良いかは、不動産を売却する目的に寄ります。買取専門業者はスピードを重視する人に向いている一方、仲介も行う不動産会社は買取と仲介の比較提案を受けられるメリットがあります。売却方法を決められない場合は、買取と仲介の両方対応できる会社が安心です。
- 大手と地域密着型はどちらがよい?
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不動産を売却するときに、何を重視したいかによって異なります。大手の買取業者は資金力や対応エリアの広さに強みがある一方、地域密着型の買取業者はエリア相場や需要への理解が強みです。物件の立地や特性に合った業者を選ぶようにしましょう。
- 無料査定だけでも問題ない?
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無料査定だけでも、初回問い合わせへの返信の速さ、査定日程の調整の早さ、質問への回答の具体性などから優良な買取業者かどうかを判断できます。これらの対応が遅い業者は、手続き全体も遅れる傾向があります。
- 買取業者に相談すると、必ず売らなければいけませんか?
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いいえ、相談や査定だけで売却を決める必要はありません。複数社に相談し、条件を比較したうえで判断して問題ありません。
- 業者によって「買取不可」と言われた場合はどうすればいいですか?
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業者ごとに判断基準が異なるため、別の買取業者では対応可能なケースもあります。1社で断られても諦めず、複数社に相談しましょう。
8.後悔しない不動産売却のために! 不動産買取業者選びの最終ポイント
不動産売却では、不動産買取業者の選び方が何よりも重要なポイントです。
より納得のいく条件で売却するためには、買取実績や得意エリア・物件タイプ、査定価格の根拠などを比較し、自分のニーズに合致した買取業者を選ぶことが欠かせません。
また、不動産の査定を受ける際は、必ず複数社へ依頼することも大切です。
複数の業者を比較することで、相場感を把握できるだけでなく、不利な条件やリスクを回避しやすくなります。
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