不動産を少しでも高く売るコツ7選
不動産を少しでも高く売るにはコツがあります。実践すべきポイントは、そんなに難しいことではありません。
この記事では、不動産を少しでも高く売るコツについて解説していきます。実際の不動産売却で実践することで、高く売れる可能性は高まるでしょう。
不動産を少しでも高く売るコツ7つ
不動産は相場に則った金額で売却するのが原則ですが、少し工夫することで高く売れる可能性があります。
本章では、不動産を少しでも高く売るコツについて解説していきましょう。
- ①繁忙期に売却できるようにする
- ②なるべく築年数が浅いうちに売却する
- ③周辺に競合物件が少ないときに売却する
- ④綺麗な状態で内見者に見せる
- ⑤不動産が立地する周辺の市場に詳しく、取引実績が豊富な会社を選ぶ
- ⑥古屋があれば解体して更地で売却する
- ⑦専属専任媒介契約を選ぶ
①繁忙期に売却できるようにする
不動産を繁忙期に売却することで、少しでも高く売れる可能性があります。
繁忙期とは、一般的に毎年3月上旬~4月上旬、9月上旬~10月下旬あたりです。春先は、新たな生活を始める人が多く、秋口は年内に住宅を決めておきたいと思う人が一般的に不動産探しをする時期になります。
このような時期は、不動産に対する需要が高まるため、一つの物件に対する検討者が増える可能性があります。
一般的に物の価格は、需要があれば高くなり、需要がなければ下がります。不動産も同じようなことが言えるので、同じ立地のマンションでも時期が違えば、売れる金額が微妙に異なることは十分にあり得ます。
②なるべく築年数が浅いうちに売却する
不動産を少しでも高く売るには、なるべく築年数が浅いうちに売却します。不動産を将来的に売却することが決まっていれば、早めに売却するのがおすすめです。
中古不動産は、築年数が浅いほど人気があり価格も高くなります。また、建物の法定耐用年数は木造で22年、鉄筋コンクリート造で70年です。
特に、木造住宅は建物価値の下落が早く、築20年を超えるとほぼ価値がないケースが大半となります(メンテナンスをしっかりと行っていることで状態が良く、価値が付くケースもあります)。
よって、一般的に築年数が浅いほど建物の状態が良いことが多いため、売却することが決まっているのであれば早めの売却がおすすめです。
③周辺に競合物件が少ないときに売却する
不動産を少しでも高く売るには、周辺に競合物件が少ないときに売却することです。仮に競合物件が多いと、価格やロケーションなどの条件が良い物件から売れていきます。
例えば、総戸数が多いマンションでは、同時期に同じマンション内で売却物件が複数出るときがあります。マンションを売却するタイミングは人それぞれですが、総戸数が多いほど売却する時期は被りやすくなります。
これにより、買主は同じマンション内に複数物件があることで比較検討できます。建物の広さや向き、価格などの条件を比べお得感のあるものから売れていくのが一般的です。
また同じマンション内ではなくても、競合する物件が多いと売却の進捗が鈍化し、一時的な価格下落を招くこともあります。
よって、不動産を売却するなら、なるべく周辺に競合物件が少ない時に行うことが得策と言えます。
④綺麗な状態で内見者に見せる
不動産は綺麗な状態で見せることで、内見者に好印象を与えることができ高値売却に繋がる可能性があります。
綺麗な状態とは、掃除が行き届いた状態を指します。例えば、水回りに水垢やカビがないこと、床には埃がなく、居住中であっても物は整理整頓されている状態です。
また、綺麗な状態であれば今の所有者が建物を大切に使っていることもわかり、総じて好印象となります。よって、建物内や敷地内は誰もがうらやむような綺麗な状態で内見させるのがベストと言えます。
⑤不動産が立地する周辺の市場に詳しく、取引実績が豊富な会社を選ぶ
周辺の市場に詳しく取引実績が豊富な不動産会社を選ぶことで、高値売却を追及しやすくなります。
不動産を少しでも高く売るには、闇雲に高値を付けるのではなく実績や経験に裏付けされた明確な根拠が必要です。
以前周辺で売れた物件よりも条件が良いから高値で売れそう、このマンションは購入希望者が多いから高値で売れそうなど、周辺での実績があるからこそ高値売却を成功させる可能性があります。
よって、不動産売却は不動産が立地する地元に店舗などを構える業者がおすすめです。
⑥古屋があれば解体して更地で売却する
土地に古屋などがあれば、解体して更地で売却すると高値で売れる可能性があります。
土地を購入する場合、買主にとって古屋の解体は面倒です。また、古屋があることで土地の状態を把握しにくく、全体像を掴みにくいケースもあります。
一方で更地は、工作物がないことで土地の全体像が把握しやすく、建物を建てるイメージなどがしやすくなります。よって、検討のしやすさから、古屋がある土地よりも更地は高値で売れる可能性があります。
解体費や固定資産税等の増加に注意
古屋を解体すると解体費がかかります。相場は一般的に木造で3~5万円/坪、RC造で6~8万円が相場となりますが、解体費は解体のしやすさで大きく異なります。
例えば、間口の長い土地の場合、敷地内への重機搬入や解体物搬出用のトラックも横づけしやすいため、解体工事に人手がかかりません。このようなときには、解体費は安価となる傾向があります。
一方で、旗竿地のような間口が狭い土地の場合には、敷地内への重機の搬入ができず手作業に頼るケースが多いことから解体費は高くなる傾向があります。
また、更地にすると固定資産税が増加するので注意しましょう。土地の固定資産税は住宅があることで、固定資産税評価額は約1/6に減免されています。しかし、更地になると減免措置がなくなるため、固定資産税が大幅に上がってしまいます。
つまり、土地を更地にすることで、解体費の負担と固定資産税を余計に支払うことになるため、古家の解体は計画性を持って実行しましょう。
⑦専属専任媒介契約を選ぶ
専属専任媒介契約とは、不動産会社のサポートを最も多く受けられる媒介形態です。
不動産会社1社のみとの媒介契約ですが、不動産会社にはレインズへの登録や週に一度以上の報告義務などがあります。また、物件が成約すれば確実に仲介手数料が入るため、広告費なども先行投資しやすくなります。
さらに、不動産会社によっては、ホームステージングや買取保証、買主にアフターサービスが付帯されるなどのサービスを受けられます。
よって、専属専任媒介契約にすることで集客力のアップや不動産会社のサポート体制の充実により、高く売却できる可能性があります。
まとめ【岐阜市近郊での不動産売却は岐阜不動産売却センターへ】
不動産を少しでも高く売るコツを実践することで、相場より高値で売れる可能性が高まります。繁忙期など需要が望める時に売却活動することや、内見前に綺麗に掃除するなど日頃の努力が実を結ぶこともあります。少しの工夫で満足のいく売却結果を求めやすくなるので、できる限り実践してみましょう。
なお、岐阜市近郊での不動産売却は、岐阜不動産売却センターにお任せください。岐阜不動産売却センターでは、お客様からお受けした大事な不動産を少しでも高値で売却できるように尽力します。
また、岐阜市近郊は弊社にとって売却実績が豊富にあり、市場の動向については熟知しています。お客様の不動産売却が満足した結果となるように、岐阜不動産売却センターは全力でサポートします。