Appraised price

査定価格の仕組みと相場の見方

査定価格の仕組みや相場の読み違いは、不動産売却でよくある失敗の原因です。
正しい価格の見方をわかりやすく解説します。

「査定価格=売れる価格」
ではありません。

相場の正しい理解が、不動産売却成功の第一歩

Appraised price

査定価格とは?

不動産の「査定価格」とは、このくらいの価格なら売れるだろうという目安のことです。
つまり、「必ずこの金額で売れる」という保証ではなく、あくまで“予想”の価格です。

査定価格は、不動産会社が以下のような要素をもとに算出しています。

  • 物件の立地

    物件の立地
    (駅からの距離・周辺環境)

  • 建物の状態

    建物の状態
    (築年数・劣化の有無)

  • 専有面積や間取り

    専有面積や間取り

  • 物件の価格

    近くで過去に売れた
    物件の価格(取引事例)

  • 不動産市場

    今の不動産市場の動き
    (需要と供給)

会社ごとに重視するポイントや予測の仕方が少しずつ違うため、
査定価格にはバラつきが出ることもあります。
そのため、1社だけでなく複数社に査定を依頼して比較することが、
正しい売却価格を知るための大切なポイントです。

Method

相場の見方と調べ方

不動産を売却するうえで、まず気になるのが「自分の物件はいくらで売れるのか?」という点です。
その判断材料になるのが“相場”ですが、相場は単なる数字の比較ではなく、正しく読み解くことが重要です。

相場の見方

相場=周辺の似た物件が実際に売れた価格

「相場」とは、似た条件の物件が、実際にどのくらいの価格で売れているのかを知るための目安です。
例えば、同じエリアで築10年・70㎡・駅徒歩10分のマンションが3,500万円で売れたとします。これがひとつの参考になるわけですが、建物の階数、方角、リフォーム歴などが違えば価格も変わります。
そのため、“自分の物件とどれくらい条件が近いか”を見極める必要があります。

見るべきは「売り出し価格」ではなく「成約価格」

不動産ポータルサイトなどでよく目にする「売り出し価格」は、実際に売れた価格ではありません。
希望価格として高めに設定されていることも多く、そのまま鵜呑みにすると、実際の相場より高く見積もってしまうリスクがあります。
相場を正しく知るには、「成約価格」=実際に売れた価格の情報を参考にすることが大切です。

相場を調べる3つの方法

検索

国土交通省の
「不動産取引価格情報」

全国の成約価格データを公開しており、誰でも無料で検索できます。

REINS

REINS(レインズ)の
データを活用

不動産業者間で使われる成約情報システム。一般には非公開ですが、信頼できる不動産会社を通じて教えてもらうことができます。

チェック

周辺物件の売出状況を
チェック

ポータルサイトなどで現在売り出されている近隣物件を確認することで、市場の傾向や競合状況が把握できます。

当社の相場算出は
「精度」と「現場感」に
こだわります

相場を正しく把握するためには、公開データだけでなく、実際の市況感や物件ごとの細かな特性まで含めた判断が必要です。
当社では、以下のような多角的な情報をもとに、よりリアルで納得感のある査定を行っています。

  • 過去の成約データ(レインズ情報など)
  • 近隣の最新の売出動向と反響データ
  • 物件の特性(立地・日当たり・リフォーム履歴 など)
  • 地域に詳しい担当者の知見と経験
  • タイミングや売却戦略まで含めた“売れる価格”の提案

価格は売却の成否を左右する
もっとも重要な要素。
納得して進めたい方には、
机上の数字ではなく“根拠のある査定”を
お届けします。

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いつでもお気軽に!

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